赤ちゃんはママのお腹にいるときは腸内に菌はいませんが、出産と同時に母親の産道や周囲の細菌が口から入ることで腸内に棲みつくことができるようになります。健康な赤ちゃんの場合は、生後１か月ぐらいになるとビフィズス菌が優勢の腸内フローラになります。
この産道の菌に触れることはとても大事！ということは菌を分け与えるママの腸内環境がとても大事になります。
まずはママの腸内環境を整えることが先ですね、

１．発酵食品を食べましょう

日本人の７０～８０％は「乳糖不耐症」といって乳製品の分解がうまくできないと言われています。離乳食が始まったら少しずつ、味噌や納豆といった伝統的な発酵食品を摂ることで乳糖不耐症にも強い菌が育つ可能性が高くなります。

２．微生物と触れ合う

現代は土と触れ合うことが本当に少なくなりました。しかし土いじりは腸内環境を整えるためにはとても有効です。

３、多くの人と触れ合いましょう

乳児期に母親や沢山の人に触れ合う、抱っこしてもらうことで、赤ちゃんは沢山の菌を取り込みます。色々な種類の腸内細菌を取り込むことは、腸内細菌の多様性につながり腸内環境のバランスが取れます。

４．過剰な除菌はしない

過剰な除菌は必要な菌も殺すことになり、後々逆効果になります。
赤ちゃんの指しゃぶりは、お腹に必要な菌を取り込むための人間の本能とも言えますね。

沢山のスキンシップや多くの触れ合いは、赤ちゃんへの価値あるプレゼントをしていたことにもなりますね！